英会話の『その先』へ。英語ができる子の共通点は「読書」📚
「英会話を習っているから、学校のテストも大丈夫」……そう思われている親御様も多いかもしれません。 実は今、日本の英語教育は確実に「読み解く力」を重視する形へと変わってきています。

1. 衝撃の事実:共通テストの単語数は20年前の「約2倍」
大学入試(共通テスト)の英文量は激増しており、2024年には総単語数が約6,300語に達しました。20年前と比較するとほぼ2倍のボリュームです。
- スピードが求められる時代: 80分という限られた時間で読み切るには、かつての1.8倍のスピードが必要と言われています。
- 「返り読み」はもう通用しない: 脳内で日本語に訳さず、英語の語順で理解する力が不可欠です。
- リスニングも1回きり: 配点が倍増。問題の6割が「再生1回のみ」となり、普段から英語のリズムに慣れているかどうかが差を生みます。
こうした変化は、高校入試や日々の定期テストにも現れています。 だからこそ、小中学生のうちから「英文に慣れておくこと」が、お子様にとって大きな安心に繋がっていくのです。
2. 「聞く・話す」の土台を、「本物の英語力」へ繋げる
当校では、英会話レッスンを通じて「聞く・話す」の土台を作ることを非常に大切にしています。しかし、そこからさらにもう一歩、語彙力や表現の幅を広げたいと思ったとき、一番の近道になるのが「読書」です。
洋書を読む習慣は、ネイティブ特有の表現やリズムを「丸ごと自分の中に取り込む」ための最短ルートです。
単語帳を広げて一生懸命暗記しなくても、物語を楽しみながら、試験でも動じない圧倒的な語彙力と読解力を手に入れられます。「なんとなく、こっちの表現が正解だとわかる」という直感(英語脳)が育つため、試験での解答スピードも飛躍的にアップします。

また、英語読書の大きなメリットに、「知的好奇心をそのまま知識に変えられる」という点があります。
日本語の場合、どうしても「漢字の壁」があるため、習っていない漢字が含まれる科学や社会の高度なトピックは、低学年のお子様には敬遠されがちです。 しかし英語は、一度読み方のルール(フォニックスなど)をマスターしてしまえば、内容は高度でもシンプルな単語で構成された良書がたくさんあります。
漢字の習得を待たずに、世界の仕組みや高度な教養に触れられる。この「学びの自由度」こそが、洋書読書の素晴らしい価値なのです。


英語リーディングの5ステップ
無理なく、楽しみながら、お子様のペースに合わせて「読む力」を育んでいくのがオススメです
- Step 1:Picture Books(絵本) イラストを楽しみながら英語の音に親しみます。
- Step 2:Phonics Readers(フォニックス) 「音と文字のルール」を学びます。
- Step 3:Early Readers(初級リーダー) 短い文章で「意味を理解して読む」練習です。
- Step 4:Chapter Books(チャプターブック) 物語に没頭し、語彙力と読解力を育てます。
- Step 5:Middle Grade / Young Adult 中高生向け。本格的な洋書を読みこなす力を身につけます。
英語を少し音読できる親御さまは、絵本の読み聞かせもとても効果的です。お気に入りの本は、何度も読むのがおすすめです。親御さまが関わることで、お子さまの興味も高まりやすくなります。発音は気にしなくて大丈夫。楽しく読むことが、何より大切です。
4. 教材にはない「ワクワク」を洋書で育む
テキストの英文も大切ですが、当校が「読書」にこだわる理由は、そこに「楽しさ」があるからです。
当校ロビーには、県内の図書館ではなかなか出会えない幅広いレベルの洋書を多数取り揃えています。洋書は1冊あたりの価格が高くなりがちですが、子どもたちは手に取ってページをめくる紙の本が大好きです。教材の英文だけでは味わえない「読む楽しさ」に出会っていただくため、英語圏で長く親しまれている定番の物語から、最新の人気シリーズまで、様々な絵本や児童書をご用意しています。


絵本に多く含まれる韻や言葉遊びは、英語特有の音のパターンを自然に身につける助けとなり、リスニング力や発音の土台づくりにもつながります。「勉強」として義務で読むのではなく、好きなキャラクターや夢中になれる物語を自ら見つける。この「ワクワク感」こそが、脳を活性化させ、英語力を飛躍的に伸ばす一番の近道です。
また、アドバンスコースでは世界中で使われている「電子図書館アプリ」を活用しています。読み上げ音声に合わせて読んでいる単語がハイライト表示されるため、たとえ親御様が英語を音読できなくても、お子様一人で自然に「文字と音がつながる」体験ができ、着実に「自力読み」へとステップアップしていけます。
お気に入りの本は、何度も読むのがおすすめです。親御さまと一緒に読み、笑ったり、想像をふくらませたりする時間は、英語力だけでなく、「英語が好き」という気持ちを育ててくれます。ぜひ、ご家庭でのあたたかな読み聞かせの時間にお役立てください。文字の少ない本から始め、徐々に文字量を増やしていけば大丈夫です。難易度が分からない場合は、いつでもご相談ください。

